2026年5月10日 愛車と焼肉

朝、花粉症の症状で目が覚める。眠りが浅く、口が乾く。ああ嫌だ。眠れるって素敵な事。体がだるいと感じる。センサーは正常。

水とヤクルトを体に入れて、出発。

20年以上前の施主から、柱の補強の相談があり、現場調査に向かう。現地で現状を確認し、必要な処置を想像し、職人さんへの相談をする。次は職人さんと一緒に現場調査をしする事にして、撤収。

最初から職人さんと一緒に行く場合もあれば、自分独りで見に行く場合もある。なるべく効率良く進めるのも大事だし、自分が先に労力を割くのも大切。現場調査費や見積費用は請求できない場合が多いが、誰かを動かせば本来ならば費用が発生してしまう。自分以外の人が動いた以上は対価を支払う必要があるという意識を持つ。対価はお金ではない場合もある。

喫茶店で事務仕事をして、移動。名古屋に用事があったので、ついでに知人に渡すギフトを購入しに行く。ネットで調べて老舗の洋菓子店へ。駐車場に着いた瞬間に場違いな店に来てしまったかと思うくらいに高級車ばかり。私の愛車プロボックスも負けず劣らずの名車だし、中に積載されている工具やサンプルの類も自慢の品ばかりだが、それでも気圧されてしまう。ドキドキしながら目的の品を買う。早くこの場を離れようぜと愛車の声が聞こえる。待たせてすまないと詫びる。

岐阜に引っ越した知人から、リノベーションの相談を受ける。現場を見て、やれる事や気を付ける事の説明をしたあと、隣にある焼肉屋へ移動して一緒に食事をすることになった。

店に入ると、20年以上続く店と聞いていたが空気が奇麗なのに驚く。床も全く滑らない。机も焼肉屋特有の滑りもない。照明器具も数十年当時の物と思われるが、とてもきれい。厨房のステンレスは当然のように照明器具の灯りを反射させて光っている。メニューもシンプル。店に入って数分で良い店だと分かる。案の定、商品の質も高い。店の改装についての相談もされたが、一切必要ないです。と答えた。こういう店に出会う度に飲食店のデザインについて考えさせられる。とりあえず、この店の良さに気づける感性が自分に備わっている事に安堵する。

久しぶりの会話に花が咲き、良い店の空気と味も手伝って、長居してしまう。駐車場で知人とは別れて、少し店から離れた所に停車して、忘れないうちにブログネタ用のメモに感想を書き留める。「ひょっとして店づくりも、人づくり?」と書いた。まだ?の段階だが、何かとても大切な事に近づいたような気がしている。随分長かったな、と愛車の声が聞こえる。それだけいい店だったんだよ。と告げる。

ってのが先日の飼い主の独り言。ワン。

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