
新築工事の現場で外壁の色の打ち合わせをする。テクスチャーは決まっているのであとは色だけ。テクスチャーって便利だから仕上げの色以外の要素を表現する時に多用しているけれど、手触りや質感も表す言葉のよう。 建築って触覚よりも視覚のイメージで少しギャップを感じる。見た目で決めてばっかりもダメかも。触覚も大事だ。
4色まで絞って現場にサンプルを立てかけて検討する。最終的には2択まで絞って 決定。どれもいい色で 決め手は屋根や外壁の板金の色との調和だった。建築の外観はどうしても外部環境との調和も求められる。色選びは苦手だったが最近は楽しい。過去のお施主様のおかげ。
子供が夜は外食でパスタがいいというので、習い事の練習をしなかったら 野菜炒めに変更すると伝える。野菜炒めに失礼だったかもと後で反省。テイクを考えずにギブできる人になってほしい。お父さんも頑張るから。
週に2日だけ営業している物販店(古物やら照明やら雑貨を扱っている)の常連さんがくる。小学校4年生の男の子。 アクリルの小さいブロックを3つ買ってくれた。先回も同じ物を買っていったので 買い足すの?と聞くと 久々に会う遠方にいる友達へのプレゼントとのこと。すごく嬉しそうな顔 渡した時の反応が頭に浮かんでいるのだと思う。 お酒呑んでたら多分泣いてた。カメラも上手な子だから、渡した時の写真 見せに来てね と約束。楽しすぎて写真忘れた なんて話が聞けるのもよさそう。
昼過ぎには木工作家の友人が来店。古い倉庫の購入についての相談を受ける。昭和60年代の建物で建築確認はおそらく無しの物件。改装をするのに申請が必要になる場合がある事に加えて 自己資金での購入ではなく、借入を勧める。自己資金は手元に残して有事に備え、借金をすることで金融機関との信頼関係を構築し将来融資を受けるための信頼実績を作ることをいつも話すようにしている。金利がもったいないと思う方がどうも多いが、困った時や人生における投資(自己投資の意)のチャンスに借り入れができない損失は借り入れの金利よりも大きいと考える。銀行も商売なので、当然のように信用や実績のない困った人にはお金を貸さない。まずはギブが必要。
とはいえ、作家性と借金って相性悪い気がするよね、とも話す。お金の為に作りたくないものを作る事を優先して考えるようになるのも違うね と。選択肢を把握して、検討して決めて、決めた選択肢を自分の力で正解にする というのがいいと思う。 選択肢の一つは提示できたかな。頑張ってほしい。
帰って家族と外食。習い事の練習をしたどうかはもうどうでも良くなっていた。
ってのが先日の飼い主の独り言。ワン。


コメント