2026年4月3日 競り場とラーメン

古道具の仕事の日。早朝から競り場へ行く。到着して、セブンイレブン、ホットコーヒー「濃いめ」。戦いの前に目を覚ます。

競り場には古物商の許可がないと参加できない。参加料を支払って入場。自分が競りに出したいものがあれば搬入して、自分の番号と名前を商品に書く。到着するとすでに半分ほど会場は荷物で埋まっていて、品定めがスタートしている。競りの開始前に自分が購入したいものを見定めておく。

器、本、時計、玩具、ガラクタ、家具、紙物、布物、仏具。ほとんどの物が、古物商と出会わなければ捨てられてゴミになっていただろう物たち。大金に代わる事は少ないが、誰かの手に渡り、寿命が延びる。

子供から完成したパズルの写真が届く。このパズルも、数十年経てば古物になる。

事前の品定めで仕入れたいなと思った品は5点。競り落とせたのは1点。なかなか勝てない。幾らくらいで売れるかが想像できていないから上限の金額が安価になり、敗れる。気に入った品の金額が競り上がっていくと、見る目だけは合ったか、と買えなかった悔しさに少し安堵が混じる。

競り合う人が少なくて、最低価格で買えそうな場合でも少しでもお金を乗せて、出品者に還元しようという粋な動きもみられる。競りを仕切る方もなるべく集まった全ての古物をお金に換えられるように手を尽くしている。同じ商品が別の出品者から出された時に、最初の競りで粋に高値で落とした方に安く手に入れさせようという配慮もみられた。暗黙のルールというか、計らいというか、古き良き習慣が残る業界。新人は良く観察して、邪魔しないように、空気を読む。自分が出品側になる日もくるであろうから、どんな商品に需要があるのか、勉強する。見る目を養う。朝から立ちっぱなし。目にも足にも負担が来る。古物商は知力も体力も必要。

競り終了。多治見の渦へ。渦は蒲郡の未蕾のお弟子さんの店。設計のお手伝いをした店。昼ご飯はラーメン。

その後も仕入れで数店めぐり、古物商の日終了。私の店、「物販分室」は4月後半から営業再開の予定。建築の相談も予約不要で店で承ります。お気軽にどうぞ。今このブログを読んでくれているそこのあなた、あなたに会いたいです。是非ご来店お待ちしてます(圧)。

帰社し、図面を書く。古物の世界では新人だが、建築の業界では新人ではいられない。見る目がある、だけでは話にならない。

ってのが先日の飼い主の独り言。ワン。

タイトルとURLをコピーしました