2026年4月13日 キットカットとディベート

朝、キットカット。受験シーズンと言えばというイメージ戦略が秀逸。味も好き。「キット うまくいく!」と包装紙に書いてある。信じてみる事にする。

打ち合わせの間の時間に、幸田駅前書店に行く。注文してある本を受け取る。コーヒーが飲める書店で、10年以上前に設計施工した店。飲食店営業許可が取得できるようにそのスペースを予め設定しておいて、書店として開業してまもなく飲食店営業許可も取得した。昔のブログにも書いたと思うが、書店として本を売るだけの事業は先細りする可能性が高いので、なんとか武器を装備しておきたいと色々考えた。店主の藤城さんの努力と人柄と寛容さも相まって、10年以上店は続いている。

藤城さんの店に行くと、時間が許せば必ずコーヒーを注文する。「最近どうですか」と「色々ありますよね」が口癖。私からも最近どうですか?と質問する。

小学生の少年が、前から来たかったけど一人だと行けないから親にお願いして一緒に来てくれました。とか、高校生の時に店に来て、本を勧めて欲しいと言われて辻村深月の「ツナグ」を提案した子が社会人になって店に再訪してくれて、また本を選んで欲しいと言われて、今度は3冊勧めた。その子は海外で働いているので、藤城さんの選んだ本が海を渡って行くんですよ。とか。ツナグでできた繋がりですね。と返す。コーヒーが美味しい。

外構工事、タイルデッキの打ち合わせ。タイルの選定に進む。気に入りそうなタイルを数点ピックアップして、サンプルの手配をする。

分室でプレゼン図面と資金計画書の作成。図面は進むが店内の清掃やディスプレイは進まない。なんならタイルデッキの打ち合わせの際に汚れた靴で土を店内に持ち込んで、前回よりも汚れたくらい。でも大丈夫。キットうまくいく。

蒲郡の新築の現場で、現場のレベル調査。既存建物の解体見積の調査も同時に行う。

古民家改装の施主の自宅で、今の生活や内装を通して暮らしぶりや空間の好みを見させてもらう。話は施主の趣味や嗜好や生い立ちへと深く、広がって行く。住環境への拘りや、暮らし方のベースは過去を深堀りすることで理解が深まる。視覚情報と、施主の歴史を知る事で客観視ができるようになって、提案の精度と温度が上がる。異なる価値観の二人が同じ空間で暮らすという事の難解さと素敵さをいつも感じる。大丈夫。キットうまくいく。

夜は子供と初のディベート遊び。テーマは「お尻が光るとかっこいい」or「お尻が光ってもカッコよくない」か。父は「光るとカッコいい派」。議論は白熱したが、最終的には「蛍ってお尻が光ってカッコいいじゃん。」の攻撃に対し、「あれはカッコいいんじゃなくて美しいんだよ」のカウンターで完敗。うまくいかない。

ってのが先日の飼い主の独り言。ワン。

タイトルとURLをコピーしました