2026年10月28日 籐と曖昧

卵入り味噌汁と昨夜の残りで朝食をとり、出発。

セブンイレブンに立ち寄り、濃い目のホットコーヒー。

美容室改装の現場へ。仕上げや器具付けが進行中。ドアハンドルに籐を巻いてもらう日。既存の物を取り替えずに手を加えて価値向上をする行為も意識している。店舗は施主の物なので、特にこうすると決めているわけではないが、提案のカードとして持っておく感覚。

かねてからお願いしたいと思っていた職人さんに施主の理解を得て施工できるのは喜びの一つでもある。説明を聞き、任せる。細かい指示はしない。仕事を依頼するまでが検討で、依頼する事を決めたら考える事はもう少ない。完成形を知らずに始まった作業を見守りながら、自分の役職の境界が曖昧になっているように感じる。もはや自分がデザインをしているのでは無いのではないかと思う。コーディネート?アテンド?まあいいか。どう形容されようとも。

作業完了後、未蕾で食事をする。まだ担々麺があるのが嬉しい。作業を見守り、話をしているだけだったのに白米もつけてしまう。アンバランス?意識が低い?まあいいか。どう形容されようとも。

食事をしながら雑談。住宅と店舗とのやりがいの違いについて質問される。店舗の設計とデザインは主に売り上げと利益率の為に行うので、結果が数字ですぐに出る。スピード感もスリルもあり、ジェットコースターのよう。一方住宅は施主が家を使いきるまでのストーリーを考えるので、結果や効果が分かるまで時間がかかるので、景色を見ながらゆっくり進む鈍行列車のよう。と答える。考える軸が違うが、どちらもやりがいがある。その2つの要素が合わさった「店舗併用住宅」なんてパターンもあるからさらに大変で、面白い。

住宅の現場で、表札の打ち合わせをして、古民家改修の現場で家具の打ち合わせをする。

夜は計画中の店舗のテナント下見。条件が少し変わっている物件なので、そこの確認が重要。そして下見の後の食事も重要。お好み焼き屋で情報収集を兼ねて打ち合わせ。情報収集が優先なのか、食事が優先なのか、雑談が優先なのかは境界が曖昧。

ってのが先日の飼い主の独り言。ワン。

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