
ノルウェー代表のバイキングローの動画が好きで良く見ている。キャプテンが太鼓を叩き、それに合わせて芝生に座った選手達と客席に居るサポーターが一斉に「ウー!(ロウ?)」と声を出す。太鼓を叩く役、やってみたいな。気持ちよさそう。
儀式は、27年振りに出場した大会で、ノックアウトステージへの出場が決まった試合の後で行われた。バイキングをルーツに持つノルウェーならではの船を漕ぐ動作を使った儀式。打ち合わせ無しで大勢の人間が同じ動作ができるというのがいいなと思う。文化的で熱狂があって、一体感が見ていて気持ちが良い。日本でいうと、三三七拍子とか、1.2.3ダー!とか、ウルトラソウル!ヘイッ!!とかがそれに該当するのかなと思う。観た事ない人は是非。
競り場に向かう。この日は古物商としての仕事をする日。家仕舞い総合サポートサービスで引き上げた商品があった場合に持っていく場所の一つ。朝から大量の荷物が搬入され、見られ、競りによって値段が付き、ほとんどの商品が誰かの所に渡って行く。朝ごはんはセブンイレブンのおにぎりとホットコーヒー。書籍のコーナーに先日観に行った杉本博司の特集号のブルータスが売っているので購入。
中には競りが成立せずに出品者が持ち帰る場合もある。そういう物を良く見ておいて、自分が出品する時に気を付ける参考にしなければならない。不成立品(不出来「できず」という)があまりに多いと、古物商として見る目が無いという事にもなりかねない。
会場には県外から沢山の古物商が来る。顔を少しずつ覚えてもらってきたので、話しをする機会も増えた(実はそれが目的の一つだったりもする)。この日は「おしゃれな雑誌ばかり読んでちゃいけないよね」という話。ついさっきそのおしゃれ雑誌を買ったばかりの私は冷や汗。雑誌は車に置いてきて良かった。実際に物を見て、自分の知識と知見と感性を用いて品定めして、手に入れるという行為が目の前で行われている。似たような用途の物なのに、品物によって全然値段が異なる。
競りの結果は惨敗。3品欲しいものがあったが、競り負けた。何も手に入れずに終了。長い滞在時間だったので落ち込むが、無形の物ならば得るものは沢山あった。価値が無かったかどうかは自分次第。
同行者に送ってもらって家に帰る。彼の車に雑誌を忘れた事を風呂に入っている時に思い出す。乗せて行ってもらって、競りには全敗し、この日唯一買った物さえ手元にない。やれやれ。
ってのが先日の飼い主の独り言。ワン。

