2026年6月1日 ゼロと比較論

朝、クロと散歩。早朝は長袖が丁度良いくらいだが、面倒くさがりな私は当然半袖のまま出かける。一旦外に出て、肌寒い事に気付いたとて家に戻って長袖羽織るのがもう面倒くさい。一人での行動の際は、面倒くさいか否かが意思決定に大きく影響している。

散歩時間は15~25分くらいなので、ポッドキャストとかを聞きながら歩きたいと思うが、イヤホンは車の中にあるので当然面倒くさくて取りに行かない。仕事を辞めたら家から出ない人間になるのではないかと不安になる。仕事を辞めなくても済むように頑張らなければならない。

池の周りを歩く。ウシガエルが「薄着過ぎるだろう」と鳴く。「短パンじゃないだけマシだろう」と言い返す。白いハイエースが後ろから追い抜いて行く。遠くの現場まで行くのだろう。頭が下がる。追い抜かれる際に風を感じる。寒い。やっぱりもう一枚羽織ってくればよかった。クロに「寒いね」と話しかける。無視。やっぱりイヤホンを持ってくればよかった。

会社でFRPの制作物の仕上げ。

新築住宅の見積の説明。合意に至る。金額の合意が成立したら、確認申請へと進む。今回の案件は既存建物の除去、分筆、登記、地盤調査、着工の順に進行。やる事の整理、施主から不明点や疑問点についての質問に対して回答。昨年6月に初回の打ち合わせをしてから金額合意まで11か月。長いのか短いのかは比較論なので分からないが、その間に変わった時世が建築業界へ及した影響は小さくないと感じている。勿論これも比較論。一年前に比べて値段、工期が大きく変わっている。

決めてもらったら、そこからは時世が建築費に及ぼす影響は最小限にすると約束をする。建築には時間がかかる。決定してから着工までに時間がかかり、着工してから竣工までも時間がかかる。ここから先は施主は発注先を変えにくい。共同体となる認識を強くする。最小限ではなく、「影響はゼロ。」と約束してあげたいが、過去ウッドショックの際に一度だけ金額合意後に費用の追加請求をしたことがある。その一度がある以上はその表現はできない。信用は過去の行いの積み重ねで成り立つ。影響ゼロを今後続けたところで、分母は大きくなり確率は0に限りなく近づくが、決してゼロにはならない。話が長くなったが、工事が決まって嬉しい。いい家を作りましょう。

看板を店舗に納品する。お店は客で賑わっている。店主は一人で店に立っている。パタパタ忙しく良い空気を感じる。バタバタと慌ただしい感じではない。やはり店は人と商品でできている。

施工を手伝わせていただいた飲食店のプレオープンに向かう。コーヒーとチーズケーキとシフォンケーキを購入。開店おめでとうございます。

夜は昨年施工した和食店で食事。今後の店の相談や近況報告。というか、ほとんど私が話している。和食屋さんってば聞き上手。すっかり話し込んで遅くなってしまった。夜も更けて、知った施主と貸し切りの店な事に油断して靴下を履かずに来てしまって、肌寒い。やっぱり靴下を履いてこれば良かった。

ってのが先日の飼い主の独り言。ワン。

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