
朝ごはん、無し。水のみ。朝から物販分室の清掃とレイアウト。曹次と助っ人「がまちゃん」に手伝ってもらう。他力本願の私は、人に任せるのは特技。任せる人を選ぶまでは頭を使うが、その後は考えない。午前中を目一杯使って、準備はなんとか完了。
営業前に一件打ち合わせ。古民家改修の施主。いよいよ打ち合わせも佳境。ん?少し違和感。佳境の意味を調べたら、「物事が最も興味深く、盛り上がる局面や優れた状態」を表すらしい。やはり間違っていた。興味は常に深く。盛り上がりは無く常に淡々と。が私のモットー。打ち合わせは終盤。に訂正。いよいよ契約へと進む。改装の案件は、新築と比べて工事を進めながら決定していく項目が多い。予算枠を把握して共有して、進めながら考えて、よりよい方に進んで行く。設計施工の強みを施主の利益とリンクさせる。
親の住む古民家の使っていない部分を改装する今回の案件。資金調達方法の検討も重要な要素の一つ。数あるパターンと方法から最適なものを検討する。選択肢は多く与える。専門分野ではないので決めつけない。感情論も加味できるのが建築家の強み。目的と手段をはき違えてはいけない。
物販分室営業再開。奇しくも巨大イベントである名古屋アンティークマーケットの開催日と被る。でも気にしない。激強イベントがあろうとなかろうと、集客力はまだ弱い。
久々の営業。客は全部で3組。準備の手伝いからそのまま客になってもらったがまちゃんに、住宅の施主一家。初めましての若者。がまちゃんとはモノづくりの話。ストレスの話。施主一家とは竣工写真撮影の話と家に合う時計を探しているという話と家のメンテナンスについての相談。初めましての若者には、何の媒体で店を知ってくれたのかと、好きな物についての話。
家を建てて、壁に掛ける時計をずっと探し続けているという施主。夫婦の好みの違いもある。それが理由で決定に時間がかかるという側面もあるだろうけど、楽しんでいる様子が微笑ましい。建築中に産まれた第二子はすくすく育って可愛い。第一子は久しぶりで照れがあるようで少しツンデレ。それもまた可愛い。若者はケビントを気に入ってくれて、「売り物ですか?」と聞いてくれた。売り物だけど、高価なものなので今回は商談がまとまらず。いつか買いに来てね。と告げる。
物販分室もブログも、私達の仕事を知ってもらう為に始めた。建築は高価な買い物だ。その分当然リスキー。選ぶ側である施主に提供できる情報は多い方がいい。とにかく人の目に触れて、認識してもらうのが目的。物販分室の営業はその手段だ。
久々の営業。集客ゼロなんて事にならなくて良かった。集客ゼロにしない事が目的ではない。手段と目的をはき違えそうになる。注意が必要。
ってのが先日の飼い主の独り言。ワン。

