2026年4月28日 コンプレッサーとブルーカラー

朝、腰痛と子供の寝返りの反動を利用した蹴りを受けて悶絶し、覚醒。痛みと覚醒はセット。新築時に自作した劇的(激的?)に重いソファへ移動して二度寝。クロが添い寝をしてくれる。

二度目の起床は、顔舐めと腰痛によってもたらされた。散歩へ出発。腰痛にはランニングが良いと風の噂で耳にしたが、走るのはちょっと難しい。家が近づくと、彼女(クロ)は帰ろうとする。家が近いぞセンサーは段々範囲を広げている(気がする)。家が好きなのかなあ。と楽観的な私。

テレビを見ながら朝食。最近の住宅設計ではテレビの重要性は随分少なくなってきたなと感じる事が多いが、自宅の設計をした時は検討こそしたがテレビの除外はできなかった。結局小さくて移動が可能なテレビを買って、それを使い続けている。

ニュースでもうすぐ始まるサッカーのワールドカップのニュース。ヨーロッパのクラブで活躍する選手を取り上げている。日本代表、強くなったなあ。先人達が格好良くて、憧れの対象であり続けられれば若者達が自然と目標にして、強化の好循環が生まれる良い例だと思う。

建築業の職人も恰好いいのに、なかなか若者が目標にしないという問題意識をいつも抱えている。ある大工さんが、大工をやっているよりも、ユニットバスの組み立てをやってた方が一日にもらえる人工代(工賃)が多いと嘆いていた事もある。工務店の責任も重い。AIが発達して、ホワイトカラーの仕事はAIに代替されて、ブルーカラーの時代が来る、とか言われているけど、何かが下がって反対側の何かが上がるシーソーみたいな構図に感じて少し違和感を持つ。

Instagramを見ていると、東京の古物商の投稿に「冷めてもうまい仕事をしなければならない」という文章を見つける。とても良い言葉だと思い、忘れないようにメモに残す。建築も出来立てホヤホヤのアツアツの時だけ美味いなんて事になってはいけない。演出過多になって、完成が目的且つピークにならないようにして、冷めてもうまい仕事をしなければならない。メモを残した事を忘れないようにするという試練が始まる。

子供とYouTubeを見る。みかんの皮をコンプレッサーを使ったら早く剥ける。という実験。なかなか上手くいかなくて、最終的にはみかんの皮を時間をかけて揉んで、実と皮を分離させたら成功した。早く剥くために実験を始めたら、いつの間にかコンプレッサーで皮を剥く事に夢中になっている様子を見て子供が「手段が目的になってるね」と一言。

仕事に早さを良く持ち込むけれど、早くやる事が目的になってはいけない。早くやるのは、施主の利益を守るための手段だから。スピードを出す事が目的ではない。忘れないように書いておく。そして書いた事を忘れないようにするという試練が待っている。

ってのが先日の飼い主の独り言。ワン。

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