
味噌汁と水で朝ごはん。目玉焼きを作るのが面倒なのはまだ分かるが、白湯を沸かすのも納豆を出すのも億劫な時がある。理由は不明。気分の問題かもしれない。時間の問題ではない。本来何もしたくない人間なのかもしれない。本に出てきた「生きるのは趣味」という言葉を思い出す。
事務所に行き、図面作図の指示。打ち合わせで変更や修正が出た内容はメモでタブレットに書き込み、打ち合わせ終了後速やかにスタッフに送り、スマホのリマインダーに案件を入力する。というのをルールにしている。週に1回くらい事務所に行って対面で修正内容や不明点のすり合わせをする。打ち合わせ後に気づく事があれば、すぐにリマインダーに入力して記録して、指示する時に追加する。私の手書きの文字は解読しにくい。自分でも見返して腹がたつ事がある。他人に伝えようという思いやりが著しく欠如している。スタッフはある程度解読してくれる。そのうち私が自分の文字なのに「これなんて書いてあるの?」とスタッフに質問する日が近い。
設計と施工の仕事のやり方はほとんど我流。自営業の人はみんなそうだと思うけど。私の場合は、自分の記憶力に全く自信がないので、記録に力を入れてきた。いかに早く、楽にできるかを重視。現場の内容はクラウドに保存して、いつでも見られるようにしている。例えば引き渡した店の壁が傷ついて新しい塗料を手配する時に、当時の品番をすぐに調べて手配できるようにしている。比較対象がいないので、早いとか遅いとかを言われる事はない。自分との戦い。自己満足でやっている。
覚えておく事が苦手、という事の良い面だと思う(当然悪い面もある)。覚える事は放棄しているので、人に頼るか、機械に頼るしか方法がない。結果、楽ができている。こういう類の楽は大いにすべきだと考える。学校のテストでも、記憶力よりも調べたり記録したりする能力を競う時があってもいいのに。
昼から古民家改装工事の設備工事現場確認。排水や給水のルートは費用の把握のために必要なので事前に行う。全体価格のざっくりとした検討をする。
美容室の打ち合わせ。改装を検討する際に売上の把握をする時もある。質問すると昨年対比で売上が上がっていくように意識して、その通りに結果を出している事が分かった。自営なので誰かに言われてやっているわけではない。自分との戦いで、追い込める理由は仕事に関してはマゾヒストだからとの事。昨対比に関する価値観は私は持ち合わせてないので、話が新鮮で面白い。
改装工事や店舗拡張、2号店の場合は、最初の店作りよりも攻め易い。既存事業の拡大の場合は売上がある程度見込めるし、その他の項目でもデータがある。レーダーチャートの項目は1回目の時よりも個性的にできる。世の中の店で、個性的で尖った店がある時は2号店の場合が多いと思っている。特に美容室の施術場は椅子やシャンプー台やシャンプーなどが既製品になるので可動物では個性が出しにくいから、建築の床、壁、天井を個性的にするのは一つのいい手だと思っている。住宅の場合は洗面脱衣室やトイレがそれにあたる。
夜は打ち合わせのあと、日本料理の店主と食事をする。彼は顧客の名刺に会話内容を記録し、携帯にも記録。リピート客の場合はあらかじめ記録を見直して、準備をする。料理は記録を見ない、記憶と習慣でこなす。舞台ではスマートに見えて裏でしっかりやる事をやっている。飲食店は2月と8月の売上が冷え込むと言われるが、寒さに向き合いしっかり戦っている。話が盛り上がり、食べすぎた。こんな調子で体重は減るのだろうか。戦いは続く。
ってのが先日の飼い主の独り言。ワン。

