
早起きして4時に岡崎を出発。古物商の朝は早い。雪の予報もある中、過去さんと一緒に関西に向かう。車内では情報交換。圧倒的に過去さんからの情報のが多く「交換」という言葉を使うのは憚られる。迎えに来てもらっているので、過去さんは3時半には出発している。早起きという表現をするのも憚られる。マウントは取れそうもない。
途中、雪がちらつく。過去さんは「スタッドレスタイヤを履いたので、雪が降ると嬉しい」という。私は「スタッドレスタイヤ履いて、雪が降らない方が安心していいじゃん」という。「いや、折角履いたなら使わないと、損した気になる」と過去さん。「セーフティネットは用意しておいて実際は機能しない方がいいんだよ」と私。
スタッドレスタイヤ装備に関する考えの違いがそのまま古物商としての仕事論にそのまま反映しているような気がして、面白い。結局雪は少しだけチラついた程度で到着。
蚤の市の会場に到着。仕入れスタート。前日用意しておいた靴の中に敷くカイロが活躍。予備も4セット持ってきた。備えあれば患いなし。過去さんに一つプレゼント。ねえねえ、温かいでしょ?嬉しい?よかったでしょ?とマウントをとる。
会場は幼稚園児の散歩コースになっている。「楽しいな ランランラン♪」と合唱しながら歩いている。早起きしてよかった。
仕入れはまあまあのペース。最近は、いつもなら買わないけど面白いな、というものを探すようにしているけど難しい。近くにカフェがあるので、会場を一周、休憩、仕事、を繰り返す。体調不良明け久々のコーヒーは美味しい。感謝されたくて予備のカイロは朝の内に寒そうにしている知り合いに積極的に話しかけて配り終えた。効果は8時間のカイロ。私が装備したのは朝4時。昼には効果が切れる事に気づくがもう遅い。途中で年下のしゅうへいにカイロをもらう始末。
蚤の市の会場を後にして、行きたかった店2軒に向かう。どちらも過去さんがアポを取ってくれた。カイロで集めた感謝の貯金はあっという間に底をつく。2店ともディスプレイから商品までとれも楽しく美しい店。こちらでも仕入れる。
帰り道、雪が多少チラつくが、スタッドレスタイヤの話題はもう出ない。足元は冷たい。セーフティネット(予備のカイロ)は用意していたはずなのに、機能しない。溜息は白く濁る。
ってのが先日の飼い主の独り言。ワン。

