
6が多い本日。縁もゆかりも思い入れもある数字。小学校の時に初めてもらったユニフォームの背番号も「6」だった。割り切れる柔らかいイメージの数字なのに、180度回転させると「9」になって整数では割り切れないシャープな数字に変化するという二面性を持っている所も気に入っているAB型の私。
朝一番で古民家改装の現場へ、施主が購入した大理石のダイニングテーブルセットを車から降ろす手伝いをしに行く。まだ自分の物理的な力が誰かの役に立つ事を実感して安堵する。荷下ろし後にわざわざ現場に来てくれた奥様から手土産までもらってしまう。過剰報酬を前にして労働と対価が釣り合っていないと一瞬怯むが、ありがたくいただく。日ごろ力を使っていないので、このままだと労働力で貢献できなくなる日は近い。
尊敬する建築家の先輩のSNSの投稿。人にはそれぞれ原風景があり、建築設計に原風景がどう影響しているかを考えてみる。という文章。私の原風景はなんだろうか。幼少期を過ごした団地の部屋や、叔父叔母の家、祖父母の家だと思われる。それが設計にどう影響しているか考えてみる。どの家もデザインに大きく特徴のある物では無かった。普通で、普遍的。どう影響したか上手く言語化できず断念。
hikure.のテナントビルの雨漏りを調査しに行く。そのまま店をお借りして住宅の打ち合わせ。プランの提案自体は施主に気に入っていただけたが、必要な設備を平面に盛り込み忘れて、白井さんに助けてもらう。まれにこういう事がある。「弘法も筆の誤り」という諺が浮かぶが、空海程の書の達人でもなければ、名人でもない。打ち合わせ中にリク君に出してもらったコーヒーの代金も払い忘れて連絡したら白井さんがすでに支払ってくれていた。このままだと知的労働でも貢献できなくなるかもしれないと冷や汗がでる。
FRPの表札を納品。そのまま新築現場の確認。
携帯でSNSを見ると「やりたい建築を実現するには建築家になるんじゃダメだ。俺が施主にならなきゃいけない」の投稿が目に入ってくる。投稿者の真意は分からないが、若干痛みを感じる。
美容室の外部改修工事の見積説明。すぐにやる必要はなさそうなのと、1~2年後の施工を施主も要望として持っていたので、同意する。
夜ご飯は大工さんから分けてもらったイカを使ったイカスミのパスタ。オークワで買った安いワインでいただく。美味しい。もらった食材で晩御飯を作ってもらって、打ち合わせ場所を貸してもらってコーヒー奢ってもらって、もらってばかりの一日。穴が在ったら入りたい。
ってのが先日の飼い主の独り言。ワン。

