
菓子製造業を開始する会社からの依頼で、厨房の排水と給水の配管をする現場へ。配管ルートを最終確認し、作業開始を見守り、現場を離れる。
analogでの展示期間中だが、祝祭日では無いのでこの日は本業の予定優先。分室は纐纈さんに任せる。
「人も植物も毎日が安定して過ぎていくのが当たり前になると、美しさが欠けてゆく気がする。」という文章を見つける。「美意識が衰退すると正しさが蔓延する。」と言った叔父の言葉と似て非なる事を言っているようで、忘れないようにメモをする。メモした事を忘れないようにここに書いておく。
配管工事の現場から、思わぬ所に雨水配管が横断していた事が掘削作業をしたら分かったと連絡が来る。選択肢を現場の職人に提示してもらい、どの選択肢を選ぶかを決断し、発注者に共有する。
菓子製造所のインターネットの契約をする。これで随分便利になる。はず。
アイラッシュサロンの改装の打ち合わせ。少し離れた駐車場からオーナーと一緒に歩く。道中、採用方法についてと、スタッフへの対応方法について質問をする。総勢20名ほどのスタッフを雇う苦労が垣間見える。多くは語られなかったが、時代に合わせて、大勢が選ぶ方法を避けて、工夫を凝らしている様子を察する。
岐阜へ向かう。知人の古物屋で仕入れ。analogでの出店最終日まで、少しずつでも荷物を増やす。二度目の人に少しでも楽しんでもらえるように。手を抜かない。
かき氷屋へ行く。今度店づくりをする予定の施主が働く名店へ設備や所作の確認をする。次から次へと来客があるが、ものすごい速さで商品が提供される。おもわずストップウォッチで計測した。早いが、所作は慌ただしくない。弟子と師匠の提供時間の差は数十秒。この数十秒で一日の売り上げがかなり変わる。客席からの見え方をもう少し整えられる方法を考えながら滞在する。一日で2つのかき氷を食べたのは人生で初めて。
曹次が読書を始めたようで、帰り道は本についての話をする。20代は森博嗣にハマっていた。主要登場人物が煙草と珈琲が大好きな大学教授で、煙草を吸う描写が素敵だったので、本を読みながら煙草と珈琲を愉しむのが贅沢だった。ああ懐かしい。煙草は止めたが、読書とコーヒーは続いている。煙草をやめてからの20年は全く安定していない日々だが美しさがそこに在ったかは不明。
ってのが先日の飼い主の独り言。ワン。

