
朝、うぶだしの現場へ向かう。朝食はグミ。
26号線をトラックで緩やかに下っていると、ふとブレーキが効かなくなるイメージが頭を過る。もしそうなったら、慌てないでサイドブレーキと、シフトをパーキングに切り替えればよい。と心の準備をする。実際はブレーキはきちんと機能し、心配していたような事態にはならない。
高い所にいる時も同じように落ちるイメージが頭に浮かぶが、落ちる現象に対しては打つ手が無く、ただ受け入れるのみなので、高い所は苦手。
現場に着く。沢山の残置物の中から、引き取れる物を探し出していく。来た時よりも奇麗にして帰るのが古物商の流儀。そういえば、中学校の時も同じような事を教わった。「使う前よりも奇麗にしなさい。」と。大切な事は義務教育ですでに教えてもらっている。知っていても、実践できなければ意味がない。
不用品の引き上げの事前打ち合わせの時は、「要らない物ばかりだから是非持っていってくだい。」と言われていたとしても、いざ引き取ろうとすると、思い出が立ちはだかり、やっぱりそれは取っておきたい。と気持ちが変わる事もしばしば。所有者の意思が最優先。古物商は物と人の気持ちに寄り添わなければならない。
事務所でスタッフと雑談。
店舗改装の現場で、仕上げ材の色の確認。
夜は古民家改修の現場へ。解体が完了したので、今後の作業の確認と納まりや仕上げの打ち合わせ。施主の親が集めた沢山の古物をどう使うかが肝の現場。建築家も、物と人の気持ちに寄り添わなければならない。これまた資格試験勉強で教わっているはず。実践あるのみ。
ってのが先日の飼い主の独り言。ワン。

