
朝食を食べながら、ブログを書く。向かいの席に座っている子供が、ノートパソコンのキーボードの上に食べたガムの包装紙を投げ込んでくる。「噛んでスイッチオン!」と書いてある。スイッチはすでにオンだったのに、オフになる。投げ返してやる。
銀行と打ち合わせ。次回の計画の資金調達についての相談と、住宅ローンの施主の相談。住宅ローンに力を入れる金融機関は数年ごとに代わって行く。少し前まで強かったところが、最近はそうでもなかったりする。要するに金融機関が住宅ローンのお客様を積極的に取りに行く計画があるのかどうかで決まるようだ。思い込みは禁物で、適切なコミュニケーションを常に取り続ける事が肝要。一度知ると、それがずっと正しい事のように思ってしまうので、注意。
建材屋さんと、プレカットの打ち合わせ。細かい所の納まりや寸法の確認、照合をする。断熱材として使われるスタイロフォームが40%の値上げが決まっているとの報告。住宅新築しているお客様には、ここ数年は「施工費だけに焦点を当てれば、今が一番安く建てられます。」と言う機会が多い。ゆっくり考えればよいと伝えていた日々が懐かしい。あの日はもう戻ってこない。
悲観的になる必要は無いし、焦る必要はそれでもない。施工費だけを見れば、今が一番安い。という事を言いたいだけで、今建てるのが一番良い。という事ではない。得られる知識や、豊かな経験や、審美眼が時間の経過と共に増えていくように生きられないのが問題だと思う。費用や予算は数字なので分かり易いので基準にしやすく、囚われやすい。私もスタイロフォーム4割値上げのニュースには囚われかけた。危ない危ない。材料費が上がる分、工夫を増やす。頭が痛いが、薬はあるはず。諦めたら試合が終了してしまう事は幸運にも幼少期に学んでいる。
美容室の外構工事の打ち合わせ。主婦をしながら、サロンオーナーとして頑張る方。同期や先輩で、独立したいが状況的に問題や課題が多くて辞めたりパートとして務める道を選んでいる人が沢山いるらしい。面貸しではなくシェアサロン型の美容室はもうすでに都会では多いが、この辺りではまだない。駐車場の問題が大きいと思うが、よい物件があれば親しい美容師さんと共に企画運営してみたいと思っている。
カフェの改装工事着工前の最終打ち合わせ。色や棚の位置を確認する。
新築現場の引き渡し前のクリーニング。漆黒の清掃団再び。掃除中と掃除後の写真を送ってくれるのでいつも楽しみ。施主にも送る。打ち合わせや建築が終わるのは寂しいが、これからの自分の生活にワクワクしています。と返信が来る。ありがたい。竣工は感動的になる必要はない。始まりなので、淡々と、粛々と。付き合いは続いていく。依頼してくれてありがとう。紹介してくれてありがとう。スタッフ、職人達ありがとう。おかげ様でまた一つ誰かの大切な瞬間に立ち会えそうです。引き渡しに立ち会うのは私ひとり。施工に関わった全ての方を代表して、鍵を渡す予定。
夜ご飯は蕎麦と野菜炒め。沢山打ち合わせして、沢山考えた一日。帰宅した時はスイッチはオンなのか、オフなのか。どこにスイッチがあるのか、さっぱり分からん。探すのを諦める。試合終了。
ってのが先日の飼い主の独り言。ワン。

