2026年1月9日 筆とファーストペンギン

冬休みの宿題で使った習字の筆を朝から洗っている。根っこの方で墨汁が固着していて取れにくい様子。お湯でやってみたらと投げかけたら、言われるまでもなく昨夜からお湯につけておいたものらしい。自分も学校の習字道具の管理は上手くなかった覚えがある。文鎮だけは大事にしていたけど。

数分間の格闘の末、筆の洗浄はタイムアップを迎えたが、固着した部分は完全には解せなかったみたいで、人間と同じだなと思った。長い間で凝り固まった価値観や思想は簡単には溶かせない。柔らかくて、でも使い込んだ風合いの残る筆でいるのには毎日のメンテナンスが必要。自分はどうだろうか。万年筆くらいカチカチじゃないだろうか。毎日お湯には浸かっているけど。

ブログを書きながら、Tverを見る。料理の提供がものすごく早い定食屋が出てきた。おたまは洗わなくていいように沢山あって、卵も溶いてあるものがドレッシングポットにいれてある。料理毎に具材は分けて引き出し型の冷蔵庫に入れてあって、レンジも使う。極めつけには注文を受けているバイトの口元を見て読唇術で注文を把握して作り始めていた。速さに拘るようになったきっかけは、客に「料理まだ?」と言われて嫌だったからとの事。麻婆豆腐のセットは注文から90秒で出てきていた。すごい以外の感想は無かった。「拘る」にはネガティブな意味もある。

住宅改装の現場に行き、解体箇所の造作の打ち合わせをする。

岡崎に戻って、新築現場で建具と家具の打ち合わせ。職人さんを現場に呼んで、制作打ち合わせと採寸を同時に行うのがいつものやり方。可能な限り職人と施主の顔を合わせるようにしている。大工さんは現場にいる時間が長いので施主と顔を合わせる機会はあるけど、家具や建具の職人さんは工場で作って現場での取付は1~2日で終わるので施主の顔を見ないまま現場を終える事が多い。誰の物を作っているかと、誰が作っているかは少しでも知ってもらえたらと思っている。

ハイブリッド仕事論を読み進める。MBA×動物学。ファーストペンギンは周りに押し出されて飛び出してしまっただけだった。最初にリスクをとる事の例えとして覚えていたが、認識を改める。読書しながらラジオも聞けないかと思い、いつも読み始めの時はラジオも流しながら読むのだけど、どちらか一方しか頭に入ってこない。鍛えたらできるようになるのか、そもそも不可能なのか。もう少し拘ってみる。

ってのが先日の飼い主の独り言。ワン。

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