2025年12月24日 ハードワークと四柱推命

先日の夜、飲食店を始めようとする若者が 先輩飲食店経営者の元に相談に行った という話を聞く。私の会社は店舗住宅設計施工を謳っていて、その根拠はコロナ前までは売上比率が店舗と住宅で5:5だった事 なのだけれど コロナ以降は住宅7:店舗3の割合に変化して、今年もその割合は変わらなかった。そんな中での若手飲食店経営者の誕生の予感は、私が設計施工するわけでもないのに嬉しいニュースだった。

1年以内に30~40%、3年以内になると約70%、10年後だと90~95% というのが飲食店の廃業率と言われていて、参入障壁の低さが廃業率の高さに関与している事を差し引いても 成功率は低い業種といえる。飲食店の設計やデザインをするにあたって、経験値や説得力も必要と考えて始めた居酒屋は今年で丸4年になるので、経営の厳しさは身をもって感じているし、店舗設計施工の依頼が来た時は 嬉しく、有難く、緊張する。10年も店が残るかどうかに、自分も関与していると自覚する。

移動中はリハックの藤田さん回の続きを見る。若い頃ハードワークした時の知識や経験値の貯金で今までほとんどやってきたらしく、入社直後をチャンスタイムとも言っていた。入社して暫く経過してから急に頑張りだすのは不自然で意味がないので、チャンスタイムにハードワークするのが一番パフォーマンスが高い と話していた。 今は社会的にはハードワークする環境を与えにくくなっていて 自分でその環境を作るしかない。仕事を始めればハードワークをするしかなかった自分の時代は恵まれていたな、と思う。今の時代に若手で初めていたら、動画ばかり見て分かったつもりの嫌な奴になっていた可能性が高い。いや、今でもそうなっていそうで危ない。自分の背中は見えないし、そう簡単に自分に厳しくする事はできない。

事務作業をする。見積書を3件分。

幸田駅前書店のイベントで四柱推命をしていたので、見てもらう。占いは結構好き。話半分で聞くが。宿命はかえられない。運命は変えられる。木の人。運勢は弱い。先祖に護られている。50代から体の冷えが始まる。才格あり。60歳までは大変。65歳からやんわり運勢がよくなる。75歳からが一番いい。周りにいる人達の運が良いので、大切にする事。 はい。わかりました。頑張って長生きします。周りに運のいい人がいる人は、運がいい人なはず と思う。

夕方、見積の提出。父親の持ち物の土地と建物を改装する案件。費用が息子さん持ちになる場合はお父さんの建物を息子が改装してあげる という解釈になり、贈与とみなされるので注意を促す。設計を始める前の交通整理には気を配る。改装します、分かりました、いいですね~、かっこよくしましょう~ と言って仕事を進めることはしない。

チャッピーに無理やり計算してもらったら設計事務所の10年生存率は約15% 工務店の10年生存率は約60%。私はこの仕事を20年以上やっているが、20年生存率は分からなかった。低い生存率の中に自分が立てているという事にはなんの感情も生まれない。生き残っている理由は 施主や職人に恵まれた運の領域が大きくて、戦略的に生き残ったわけではない。施主やスタッフや職人に迷惑をかけ続けていくならすぐにでも辞めた方がいいし、誰かの役に立てていて、自分が楽しいなら続けた方がいい。とりあえず75歳まではハードワークが続く予定。

ってのが先日の飼い主の独り言。ワン。

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