
味噌汁のみの朝。8時には現場着。陶板工事の打ち合わせを行う。現場に実物大の展示台をベニヤで作ってサイズ感を確認する。平面寸法的には問題なさそう。高さが少し高いと感じる。施主と打ち合わせる。施主がいつも使っているカウンターの高さが気持ちよさそう。採寸して、その高さを採用しようと思う。
事務所に行って、事務処理の指示、図面の指示。理解が早いスタッフ。教えるのは下手で、読めない文字を書く私に対応してくれている。鍛えたと言ってよいのか、彼女たちが慣れてくれたのか。はてさて。
豊橋出身の建築家、水谷さんがInstagramで私の事を書いてくれた。彼は2歳年下なのだが、どう考えても私より落ち着いていて、知性を感じる。水谷さんが豊橋の大学で建築を教える仕事をしていた時に知り合ったので、先生なんだと思うだけで最初のころはちょっと緊張していたほど。自分の事を他人が文章で表現してくれるという経験は初めてに近い。私を「棟梁に近い」と形容してくれた。光栄で、恐縮。
私が生まれる10年以上前に亡くなった祖父は棟梁だったと聞いている。祖父は体が小さく、酒好きで、よく呑んで迷惑をかける人だったらしい。寝巻のズボンの片方に両足を入れて、「大変だ、足が一本ない」と騒ぐような人。(寄り道しないで)真っすぐ家に帰るよと言われて本当に真っすぐ歩いて噴水に入って行くような人。そんな祖父は、私の会いたい人リストの上位にランクインしているが、その祖父と同じ棟梁と建築の水谷さんから言ってもらえた。賞や雑誌とは無縁の建築人生を歩いていますが、賞をいただいた気分。水谷さん、この場を借りて(私の場だけど)お礼申し上げます。ありがとうございます。
移動中、リハックを聞く。選挙が近いので、各政党の特集をしている。他者批判で自分を上げるような主張方法にすこし辟易しながらも、政治家も大変だ、と思いながら選挙期間を過ごしている。誰に投票しようか、どの党に投票しようか、決めるために情報を取りに行く。
夜ご飯は麻婆豆腐、エビチリ、ポテサラ(胡瓜抜き)、ヒジキの煮物。エビチリは中華料理では上位にランクインするほど好きなメニュー。賞をもらったご褒美だ。ビールも呑んじゃうけど、迷惑はかけないようにしよう。
ってのが先日の飼い主の独り言。ワン。

