
朝、クロの散歩。公園の端から端まで3往復ほどダッシュ。リードの長さは5m。リードを5m確保して私が先頭で走るが、あっという間に追い越される。4本足はずるいぞ、と嘆くが、無視される。
朝食は農家さんからいただいた苺。大粒で甘い。練乳はつかわなくて、砂糖をつけて食べる。共感されない。
住宅の打ち合わせ。平面図の検討は初回のプレゼン案から若干の変更で一旦完了。引き戸について質問されたので、回答する。引き戸には大きく分けて上にコマがある上吊戸と下に戸車がある引き戸があって、上吊戸の場合は床につけるレールや敷居が無いので清掃しやすい。普通の引き戸は敷居かレールがつくよくあるタイプ。私は要望に合わせて両方採用する。上吊戸の場合はコマに色々な機能をもつ商品があり、開閉する際の最後、枠に当たる時にゆっくりブレーキが効くソフトクローズのタイプが人気。
ソフトクローズの話をする時は喧嘩して、こんな家出て行ってやる!と啖呵を切って引き戸を思い切り閉めても、閉まる時にブレーキが効いてしまって 怒りの感情をドアの開閉音で表現できないので拍子抜けする事になります。と説明する。それならばソフトクローズ機能要りません。となった事は今まで一度もない。
今回の施主は、幼少期にドアは静かに閉めるように躾られた影響で他人のドアの開閉音に敏感な傾向があるとのことなので、上吊戸でソフトクローズタイプで設定した。機能でストレスが軽減されるのは良いことだし、そういう会話(幼少期の出来事)が打ち合わせで自然にでてくるのはもっと良いことだと考える。建築は未来の事を考えるものだが、過去にも向き合う。
午後から豊橋へ。教職をしながら設計事務所を営む方に誘っていただいて物件を見に行く。古い賃貸物件を引き継いで、大家業に挑戦するとの事。古くて、普通なら取り壊されて更地になって新しい家が建つような佇まいだったが、その分歴史があって、味も風合いもあるいい建物だった。いい建物ですね、と感想を言う。これから耐震改修が始まる。完成が楽しみ。同世代の建築家の異業種への挑戦に刺激をもらう。
物件見学の前に寄ったラーメン屋さんは2歳年下で、その隣のパン屋さんは同世代。年齢はあまり気にして無いものの、同じ年というのはなんだか嬉しくて握手。
帰りにhikure.に寄る。私の年齢を基準にしたら、ここは若者の店。若者と話すのもとても楽しい。自分が順調におじさんになっているという事実を把握するのも嬉しい事。沢山喋って、コーヒーはテイクアウトで買ったのに店内でほぼ飲み切る。今日くらいはドアをゆっくり閉めよう。
ってのが先日の飼い主の独り言。ワン。

