2026年2月19日 リスクと切断面

朝食は味噌汁。移動しながら動画を聴く。動画を聴く。という表現が気に入っている。視覚情報がなくても楽しめるコンテンツを作ってくれる製作者に感謝。建築も、目が見えなくても素敵と思えることはあるのだろうか、少し考える。やめる。

著名人がYouTubeや自社コンテンツで発信をし始めたのは、発信しないリスクを感じての行動なのでは という話題があった。非合理なものを取り入れる事が大切らしい。私も発信をし始めた人間で、確かに発信しないリスクを感じていたので、共感するところは多い。もう少し言うと、伝わる精度について少し考えた。ホームページの写真やInstagramに載せる写真は、私達が作った建築の視覚情報を伝える事はできるが、私個人や会社の事を伝えるのは難しい。写真にした時に格好の良いものを作りたいと勿論思っているが、それだけでは不十分と考えている。(掲載された事はないが)、雑誌やネットに掲載されている写真や文章では伝わらない考え方の部分をこの発信で補填している。

次の現場の物件購入に立ち会う。大勢の人が銀行の応接室に集う。セミプロが絡む売買の場合は忘れ物が当日発覚する場合が多い。これくらいの事は分かってるはずだという油断が原因だと思う。初売買の場合は、周りが手厚くフォローするから忘れ物は少ない。自分で必要な物を事前に確認した方がいい。結局、自分しか自分の時間を守れない。売買は無事成立。ホッと一息。

お客さんから、紹介の連絡が来る。「家を作りたい方」ではなく「今色々悩んでいる方」という表現なのがなんだか嬉しかった。紹介者は、悩んでいる知人の力になりたいと思って私を紹介してくれているのがありがたい。漠然とした体の不調で悩んでいる人に総合病院を紹介するみたいな感じだろうか。

隣地境界の処理について、隣地の土地所有者と打ち合わせをする。

今日の写真は会社の前に立っていた木で、私の前の所有者が、夏の日差しに悩む職人の為に日陰を作ろうと随分昔に植えたもの。昨年、電柱や電線に干渉するからという理由で切られてしまいました。理由は当然で自然なもので、私一人の意見でどうこうしていいものでは無かったので事前に確認に来てくれた方に工事への同意を伝えた。正確には道路に植っているもので、私の敷地内のものではないので私の意見は不要なはず。聞いてくれて有り難かったが、一方で勝手に切ってもらって「なぜ切るんだ。私は同意していないぞ」と身勝手な文句を言っていたかった。漠然とした悲しみが切断面を見るたびに溢れる。どこの病院に行けばいいかはわからない。

ってのが先日の飼い主の独り言。ワン。

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