
2月になった。1月の長さは妥当だったと思う。早くもないし、遅くもない。ちゃんと一日は24時間だった感覚はある。ブログもなんとか2ヶ月。継続は力らしいが、どんな力がつくのだろうか。そして、その力に気付く日がくるのだろうか。
味噌汁のみの朝食を済ませて、安城市の改装工事の現場へ。建具の打ち合わせ。ラワンで枠も建具も作ってある家。今ではラワンのベニヤは流通しているが無垢材となると入手が非常に困難。私は縁があって無垢のラワンを多少保管しているが、枠には使えても建具に使えるような品質の物はもっていないため類似の木材の提案。
材料の提案には建具屋さんとの連携が不可欠。私の建具屋さん(板倉さん)との付き合いは長いので、私が好きな感じや材料についてアンテナを立ててくれていて、木材の市場で面白い材料がでると連絡をくれたり買っておいてくれたりする。大量に買っておく事で単価を抑えられるが、保管するコストは増えるので私が採用するかどうかの賭けみたいな側面もあるはずなのに、ありがたい。
建築では現場の職人はみな下請けと一言で括られる事が多いが、下とは考えていない。根拠なき値段交渉はしない。職人さんとの関係は、施主との関係と同じ重さで天秤に乗って釣り合う。建築家は先生と呼ばれるが、私は現場では先生と呼ばれないし、呼ばれるのは好きじゃない。職人さんは皆んな名前で呼んでくれるのが嬉しい。ちなみに板倉さんは「けんさん」と呼んでくれる。
昼から事務所で改装工事の打ち合わせ。ご両親の住む家の空いているスペースを店舗にする。計画は両親健在時の一期、両親不在時の二期、発注者の晩年の三期、発注者の子供世代の四期で考える。それに加えて家庭と家業の間で忙殺され、好きな事をできなかった「0期」が裏テーマ。昔の自分を救うような改装にもなると良い。昔の自分を救う計画は、昔の施主と同じ悩みを抱える別の誰かを救う事にきっとなる。
その後は後輩が経営するデザイン事務所で外構工事の施工の打ち合わせ。施工のみは関係が深い会社のものだけを受ける。施工の仕事を相見積ではなく相談してくれるのはありがたい事なので、信頼に応えたいと思う。
夜は老洛で会食。普段仕事でお世話になっている金物屋さんと初めて一緒に呑んだ。機会を作ってくれた大輔君ありがとう。仕事以外の話、沢山できた。嬉しい。なかよし。LOVE。
ってのが先日の飼い主の独り言。ワン。

