2025年12月25日 二兎とフジファブリック

いつもと同じ朝ごはんに、ネギと金目鯛の瓶物を混ぜる。少し豪華になって嬉しい。ご飯のお供系の瓶詰めをよくギフトショップや調味料を売る店で目にしていたが、いただく事はあっても自分で買う事はなかった。こんなに食卓に彩りを加えてくれる物だとは。まだまだこの世には知らない物が多い。

新築住宅の候補地の資料を受け取りに行く前に、現場を見に行く。南道路の土地。冬なので太陽は低い。隣地の建物の影になる部分を確認する。不動産屋で土地の資料取得。測量図をもらい、CAD図化を指示する。

事務所に戻って打ち合わせ。女性オーナーのサロンの増改築。先日のリハック 竹内アナウンサーの回が頭をよぎる。子育て、家庭の事をしながら働く女性のための店を設計施工する計画。予算を削る内容も、本来の目的からズレた減額提案をしないよう注意を払う。出資するご主人の気持ちもわかるし、施主の気持ちもわかる。どちらかだけに加担はしない。どちらの要望も取り入れる。今回の場合は、迷わず二兎を追う。

初回の打ち合わせでは、店舗を作る動機 を確認する。動機と予算を軸に設計を進めていくが、見積もりをする頃には時間が経過しているのもあって、設計内容と費用だけに目がいきがちなので注意する。店を始めるに至った動機と、将来の出口戦略を検討する事を忘れて ただ金額を合わせて受注する事が目的になるのは避けたい。なぜ店をするのか、なぜ家を建てるのか、なぜ家具を作るのか、、、。どの場合でも同じ。

減額内容を整理して、打ち合わせを終えると、ネットショップで商品が売れている。遠方の方からの注文。ありがたい。

物販分室には、先日施行を終えたお施主様と、将来独立希望の若い飲食店従業員が来てくれた。嬉しい。

夕方から飲食店の打ち合わせ。厨房のレイアウト、客席の配置、平面図の打ち合わせをする。飲食店の厨房設計は非常に重要。料理を提供するスピードは設計にかかっている。シェフの慣れもあるし、バイトとの距離も大切。導線を検討して歩数を減らすことは、膝への負担を減らし、店舗の寿命を延ばす事に繋がる。建築の設計にも変数と定数が存在するが、歩く歩数や、通路の寸法、客席までの距離は「定数」。雰囲気や、客層や料理の見栄えは「変数」その両方をしっかり意識して考える。どちらか一方に拘りすぎても面白くないので、両方をバランスよく。二兎を追いたい。

夜は経営している飲食店の方でお世話になっている取引先と忘年会。10年振りにカラオケに行く。フジファブリックの若者のすべてを歌おうとすると、若手デザイナーさんから「この歌はどの宴会でも必ずおじさんが歌ってます」と教えてもらう。まだまだこの世には知らない事が多い。

ってのが先日の飼い主の独り言。ワン。

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