2025年12月22日 動詞とスイッチ

朝の食卓の上におもちゃの台車に懐中電灯が乗っている。バランスも悪いし、積載オーバー。バランスが悪く、体重が重くて スイッチを入れないと光らない と言われているようで、気分が悪い。スイッチが入っているかは分からないが 朝ごはんは美味しい。やる気スイッチ というものがどうやらあるらしいが、40年以上見つかった事が無い。ゲーム中の子供に話しかけても返事が無い時があるが、あれがオンの時なのだろうか。オフになっているとしか思えない。

手帳で今日の予定を確認して、現場に行く。塗装屋さん、左官さん、電気屋さん。休憩時間になり、塗装屋さんが作ってくれたコーヒーを全員で飲んで休憩。後継の話や、忘年会の話、夏場に脱水になったり、尿酸値が上がったり、と言った健康の話を聞き出す。職人さんは特に夏場は大変で、殺人的な気温の中、高所や閉所で戦ってくれている。私は予算や工期を管理・決定・交渉する立場でもあるので、職人さんの健康状態には心配がつきないし、責任も感じる。塗装が始まると工程的には最終コーナーを回って一気にゴールが近くなる。

現場で誰よりも喋って、次の現場へ向かう。途中くしゃみが出る。フリスクは歯で噛んで飛び足さないように工夫することで私は進化した。進化の代償としてフリスクは割れた。

運転中に聞いたラジオは悩み相談のコーナー。好きな事なのに、本気になれないし努力が続かない。と相談者。好きな「事」を名詞で考えているのが間違いで、動詞で考えた方がいい と回答していた。SFが好きだとしても、SFを「見る」のか「書く」のか「考える」のか「映像を作る」のどれが好きなのか を考えた方がいいと回答していて、全く同意。そもそも「好きな事なら本気になれて、努力できるはず」という前提は誰が刷り込んだのだろう。

努力できる能力は遺伝で決まる という研究結果があるらしい。私は環境が大事だと思う。環境を作る努力や、環境を与える努力はした方がいいな と聞きながら思った。色んな情報があって刺激的な昨今だが、いつも話半分で聞くようにしている。

幸田駅前書店へ行く。注文していた本が2冊届いている。また増えてしまった。「ブログ読んだよ」と話しかけてもらったので どこで知りました?と聞いたら 私が自分で言っていたらしい。恥ずかしいと同時に、しっかり告知していた過去の自分を褒める。

幸田駅前書店は、中央に大きいテーブルがある本屋さん。最初は店主が本棚を沢山置きたいという要望だったのだが、10坪の店が大型書店に本の量で勝負しても勝ち目が少ないので 生き残る事が目的ならば、中央にテーブルを置いて色々な事をやれるようにした方がいいと思ってプランを提案した。店主の寛容さに許されて、テーブル案は採用され、今ではプラモデルの会や読書会、四柱推命なんかも行われている。大きな中央のテーブルは店主のキャンバス。これからも色んな絵を描いて欲しい。

施主の要望を聞いて、それを図面にする というだけなら自分は不要と思っている。工務店や職人さん達と直接取引をした方が要望はおそらく聞いてもらえるし、コストも安く済む。ブログの告知した事は忘れてもよいが、仕事を依頼してもらった時にいただく費用の対価として自分が施主に与えられる価値が何なのかは忘れないようにしている。

ブログも20日以上続いているが、努力している実感はない。毎日書いてます、と周りに伝えることで書く環境を作っている。いい事を沢山書こう と思わないで、最初から一貫して日記みたいに淡々と書くのも自分的にはポイント。面白いブログと思われる必要はないと思っていて、同じリズムで続いている、という事が自分的には重要。同じ様に手帳も1月は綺麗な文字で、だんだん字が汚くなっていくよりも、最初から最後まで同じ筆跡の方がしっくりくる。

2025年もあと少し。今年の予定帳の1月を見返してみる。よしよし、文字は汚い。12月までペラペラ捲るともっと汚くて読みにくくなっている。どうやらそろそろスイッチを入れた方がよさそうだ。

ってのが先日の飼い主の独り言。ワン。

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